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【最新情報】モトローラのスマートウォッチ「Moto 360 (2025)」が復活|5色展開&OSの進化に注目

スマートウォッチ界の老舗ブランド、Motorolaが静かに動き出しています。約10年という長い沈黙を破って、あの「Moto 360」が復活するかもしれません。

目次

Motorolaのスマートウォッチ事業について

実はMotorolaは、スマートフォンで有名なだけでなく、スマートウォッチの分野でも先駆的な存在でした。同社は2014年からスマートウォッチ事業に参入し、特に円形ディスプレイを採用したMoto 360シリーズで注目を集めました。

その後、事業の方向性を変更したり、一時期は他社へのライセンス供与に切り替えたりと紆余曲折がありましたが、近年は再びスマートウォッチ市場への本格参入を検討していると言われています。現在はMoto Watch 100やMoto Watch Fitなどのモデルを展開していますが、どちらも独自OS「Moto Watch OS」を採用した比較的シンプルな機能に特化した製品です。

懐かしのあの円形デザインが再び

覚えている人も多いでしょう。2014年に登場した初代Moto 360は、当時まだ珍しかった丸いディスプレイで業界をあっと驚かせました。四角いスマートウォッチが当たり前だった時代に、まるで普通の腕時計のような円形デザインを持ち込んだのは画期的でした。

翌年には改良版も出ましたが、残念ながら2017年にはひっそりと姿を消してしまいました。2019年に一度だけライセンス製品として復活しましたが、本家Motorolaが手がけるのは本当に久しぶりのことになります。

初代Moto 360は1.56インチの円形有機ELディスプレイを搭載し、Android Wearを採用していました。当時としては革新的なワイヤレス充電にも対応しており、多くのテック愛好家から支持を集めていました。

リーク画像から見えてきた新しい姿

今回流出した画像を見る限り、新しいMoto 360は伝統の円形ディスプレイをしっかりと受け継いでいます。最近発表された四角いMoto Watch Fitとは明らかに違うアプローチです。

面白いのはボタンの配置が変わっていることです。時計の2時の位置にメインのリューズ、4時の位置に補助ボタンを配置しています。この配置、最近のOnePlus Watch 3と似ているなと思った人は鋭いですね。

カラーバリエーションは全5色を予定しているらしく、正式発表は2025年の後半になりそうです。

気になるのはやっぱりOS問題

ここが一番のポイントかもしれません。これまでMotorolaのスマートウォッチは「Moto Watch OS」という独自のOSを使っていました。このOSはAndroidをベースにした軽量なシステムで、スマートフォンとの基本的な連携機能やフィットネス追跡、通知表示などの必要最低限の機能に絞ることで、バッテリー持続時間を大幅に延ばすことに成功していました。

実際、現行のMoto Watch 100は最大14日間、Moto Watch Fitでも最大10日間のバッテリー持続時間を実現しています。これは多くのWear OS搭載機が1〜2日程度であることを考えると、かなり優秀な数値です。

ところが今回のリーク画像を見ると、画面に表示されているウォッチフェイスがGoogleの「Wear OS」にそっくりなのです。もしかしたら本格的にWear OSを採用するのか、それとも両方のOSを使い分ける新しいハイブリッド方式を考えているのかもしれません。

想像してみてください。普通に使っている時は省電力のMoto Watch OSで動いて、アプリを使う時だけWear OSに切り替わる、なんて仕組みがあったら面白そうじゃありませんか。これなら長いバッテリー持続時間と豊富なアプリ機能の両方を実現できるかもしれません。

スマートウォッチ戦国時代に新たな風を

Apple WatchやGalaxy Watchが幅を利かせる今の市場で、Moto 360がどこまで食い込めるかは正直わかりません。でも、あの丸いデザインと独特の存在感は確実にファンがいます。

特にMotorolaのスマートウォッチの強みは、シンプルで使いやすいインターface と長時間のバッテリー持続時間にあります。複雑な機能よりも、基本的な通知確認やフィットネス追跡、時計としての機能をしっかりと提供することに重点を置いているのです。

何より、老舗ブランドが本気で復活を狙ってきたということ自体が業界にとって良いニュースです。選択肢が増えれば、私たち消費者にとってもメリットがありますし、他のメーカーも刺激を受けて更に良い製品を作ってくれるかもしれません。

2025年後半の正式発表が今から楽しみです。果たしてMoto 360は再び私たちの心を掴んでくれるでしょうか。

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