【実機】YBYPイヤホン(HUIFU)レビューと評判♪YBYPイヤホンはどこの国の会社?
どこの国?
Amazonで急にランキングに出てきたイヤホンにYBYPというメーカーがあります。
今回は、YBYPイヤホンをレビューするとともに、YBYPイヤホンがどこの国の会社なのか調査しました。
結論、中国のメーカーでしたが、音質などの機能性などもレビューしていきます。
現在ではHUIFUイヤホンとして販売されています。
YBYPイヤホンはどこの国の会社?
YBYPイヤホンはどこの国の会社なのか調査しました。
YBYPイヤホンを現在販売しているのが、広東省にあるストアでした。
そのストアが「YEAHYO公式オンライン旗艦店」という名称です。
このストアが扱っているのは主にイヤホン類で、YBYPイヤホン以外にもYEAHYOというイヤホンを扱っていました。
他にも、骨伝導イヤホンや空気伝導式イヤホン、今でいうところのオープンイヤータイプの走りのようなイヤホンですね。
こういったイヤホン類を扱っている業者のようです。
YBYPイヤホンの公式サイトはある?
今のところYBYPイヤホンの公式サイトは見当たりませんでした。
念のため中国側のサイトも確認に行きましたが、こちらもありませんでした。
【実機】YBYPイヤホンを開封♪
まずは、YBYPイヤホンを開封していきましょう。
こちらがYBYPイヤホンのパッケージです。

型式はT12というようですね。

YBYPイヤホンの同梱物一式です。延長保証が怪しい…(笑)

こちら、登録してみたので後ほど記述します。

こちらがYBYPイヤホン本体です。

YBYPイヤホンはプラスチック感満載ながらも、ブラック基調なので悪くないと感じたんですね。

ですが、YBYPイヤホンのケースの方はホコリが非常につきやすく、その点はマイナス評価でした。
こちらはYBYPイヤホンです。

形状としては、ステムタイプの通常のカナル型イヤホンです。

YBYPイヤホンのフィット感はピッタリで、着け心地は良かったです。

市販のイヤーピースとの交換もできそうですね。

YBYPイヤホンの売りのバッテリー表示もありました。
YBYPイヤホンをレビュー♪
それでは、YBYPイヤホンをレビューしていきます。
YBYPイヤホンの通常音質
YBYPイヤホンの音質は格安イヤホンでは珍しく聴いていられる良い音質でした。
カナル型イヤホンなのでフィット感は高い反面、遮音性は何故か低く、常時、電車内の音が聞こえてくる状態です。
ノイキャンが流行る前の普通のイヤホンという印象ですね。
その上で、YBYPイヤホンをiPhoneで聴いていたのですが、中高音域の出かたは甘い部分はあるものの、格安イヤホンとしては十分クリアに聴こえました。
これなら買いと判断できます。
低音はそこそこ鳴っていますが、例えばBOSEのような質量を感じられる低音を聴きたい方は別なイヤホンをお勧めします。
また、良く聴くと低音の輪郭も少しぼやっとしています。聴いていられないというレベルではありませんが。
ながら聴きの方や中高音域メインのボーカル楽曲を楽しんでいる方であれば、十分使えるイヤホンだと感じました。
また、YBYPイヤホンには、Bluetooth 5.4が採用されているので通信性は悪くないと思われます。
ドライバーには、13mmの大口径ドライバーが使われている低音の効きはそこまで強くはありません。
レビューでは、高音は期待できないといったご意見がありましたが、むしろ高音の聴こえ具合の方が相性の良いイヤホンです。。
この価格帯で出してくる中国系の無名ブランド品の多くが、低音はモコモコ、高音もくぐもっていて聞こえづらいというパターンが多くありますが、YBYPイヤホンに関してはそれがなかったので十分、及第点です。
分離感、音の粒立ちという面では、全体がまとまって聴こえる、つまりある程度、圧縮されてしまっている感は否めません。
ですが、AACならこのくらいだよね、という程度にはまとまっている印象を受けるので、私は全然ありだと思っています。
というか、この価格帯でこの音質なら予備に2・3台持っていても良いくらい、というのが私の印象です。
ちなみに、同価格帯であれば、シャオミがノイキャン付きの良機を販売しています。
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上記のRedmi buds 6 Liteはちゃんとしたノイキャンがついてこの価格なので、正直驚きです。
音質は大味なところがありますが、個人的には機能性と音質を合わせてこの価格なら買って良いと判断しました。
こちらで、実機レビューをしているので良かったらご覧ください。
⇒【実機】Xiaomi Redmi buds 6 Liteレビューと評判♪2,000円台ノイキャン搭載ならRedmi buds 6 Liteで決まり!
YouTube版はこちらをご覧ください。
YBYPイヤホンのノイキャンはある?
YBYPイヤホンの販売ページには、26dBダウンと読める部分があります。
これはいわゆるアクティブノイズキャンセリング、つまりANCではなく耳に装着しただけで生じるパッシブノイズキャンセリングのことを指しているものと思われます。
つまり耳栓効果ですね。
イヤホンを耳に詰めれば嫌でも音が聞こえづらくなります。
そこを指して26dBダウンと書いているものと思われるため注意が必要です。
良く見ると、販売ページの各モデルさんの写真。
そこに映っているYBYPイヤホンとモデルさんとの合成クオリティが余りにもひどく、正規の画像を使っているのかすら疑わしくなりました。
こういった観点からも、YBYPイヤホンの購入は控えた方が良いでしょう。
先ほど言った通り、パッシブ効果があるとはいえ遮音性が非常に低いイヤホンです。
驚くほどに外音を拾ってくれるので、多少は没入感が欲しいという方は、もう少し背伸びをしてでもノイキャン搭載モデルを買いましょう。
とはいえ、音質は悪くないので、静かな空間で聴くのであれば、YBYPイヤホンでありです。
YBYPイヤホンのバッテリーもち
YBYPイヤホンのバッテリーは公称値ですが、イヤホン単体で8時間。
恐らく、イヤホンとケース側のバッテリーをあわせた合計が40時間のバッテリーもちと読めます。
2時間急速充電の意味が分かりかねるところですが、この価格帯のイヤホンであれば良く見るスペックだなという印象です。
不可ではないクラスではあるので、興味のある方はサブイヤホンとして買ってみるのはアリだと思いますが、あまりオススメはしません。
YBYPイヤホンの通話、マイク性能
YBYPイヤホンのマイク性能はあまり期待しない方が良いです。
この価格帯のイヤホンは個体差が激しく、通話のできる、当たりイヤホンと、見事に通話ができないハズレイヤホンとの差が激しいんです。
そもそも、この価格帯で販売している時点で搭載されているマイク性能はお察しなところがあるのでご注意ください。
YBYPイヤホンの口コミ・評判をレビュー♪
YBYPイヤホンの口コミ、評判を見ていきましょう。
目視で見てもサクラレビューと思われる投稿が複数あったので、その中でサクラっぽくないレビューをご紹介します。
音楽はいい感じやけど、通話は途切れがちで微妙!
引用元:アマゾン”YBYPイヤホン”レビューより
先ほども書いたように、通話性能はマイク性能の関係でそこまで良くないのだと思われます。
他にもマイクが機能していないと思しきレビューがいくつかあがっていました。
値段の割には良い製品だと思うが高音がイマイチかな?耳の穴にフィットする製品これまで無かったけどこの製品はデフォの状態でベストマッチでした。ボタン操作のレスポンスはダメ!
引用元:アマゾン”YBYPイヤホン”レビューより
高音がいまいちのニュアンスが分からないところですが、恐らく高音の抜け感があまりないのだと思います。
酷いモデルだと、高音に靄がかかったようなどんよりしたイヤホンもあるのでご注意ください。
YBYPイヤホンの保証延長カードに申し込んでみた
YBYPイヤホンには、保証が6ヶ月から2年に延長できる、保証延長カードが封入されていました。
こちらはLINEに誘導され、そこでAmazonの注文番号を入力して、業者側が照合をする仕組みです。
ここまでは、まぁ規約的にも大丈夫なのかなと感じています。
というのも、レビューの催促がないんです。
そうすると、規約上は対価を支払ってレビューを書いてもらうことが規制されているので、純粋に保証期間を延長してくれるだけなのであれば、問題はありません。
もう一点、YBYPイヤホンの延長保証をすると、何かしらのアイテムのテスターを頼まれます。
この点は何があるのか気になったので業者さんとやり取りをして何を頂けるのか聞いてみました。
まずは問い合わせを。

まず、こちらは定型文の数字を送ると自動応答メッセージが返ってくる仕組みです。
指示に従って数字をもう一度入力します。

唐突に無料モニターに興味があるかと聞かれたので、興味があると回答しました。

なんのモニターのことかと回答を待っていると…

あら、レビュー依頼に対してじゃないですか。
YBYPは延長保証の裏でこんなことをしていたんですね。
ただ、私はここから先の手続きをしていないため、ここでいう2000ポイントや500ポイントというのがアマギフのことを指すのかまでは分かりませんでした。
恐らく、アマギフか、このメーカー内部のポイントで、ポイント数に応じて別製品をくれるといったインセンティブがあるのではと推察します。
価格の割に音質が良いのでオススメしたかったのですが、これではオススメはできません。
上記を踏まえて自己責任でご購入ください。
【実機】YBYPイヤホンレビューと評判♪YBYPイヤホンはどこの国の会社?まとめ
今回はYBYPイヤホンをレビューしました。
急に出てくるのが無名ブランドの特徴で、また、良く分からない文字の羅列がブランド名という適当すぎるだろと思わせてくれる点も無名ブランドの特徴です。
YBYPイヤホンはまさにその典型といったところでしょうか。
販売ページの日本語は結構しっかり作り込まれていましたが、挿絵の合成感が酷いですね。
個人的にはアンダー3,000円だったとしても買ってはいけないイヤホンだと思います。
代わりに、同価格帯のシャオミのイヤホンは価格以上のものがあるので、代替品として提示しておきますね。
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怖いもの見たさな方はこちらをどうぞ。絶対に3万円の方は買わないでくださいね。
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