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【実機】AOKIMIイヤホンはどこの国の会社?AOKIMIイヤホンの音質や機能・評判をレビュー♪

最近の海外製イヤホンの価格崩壊は著しいですね…

AOKIMIイヤホンもAmazon内のクーポンコードを使うことでアンダー2,000円で買えてしまうイヤホンです。

タイプこそインナーイヤータイプですが、この価格ならとりあえず買ってみてもOKという考え方は全然ありです。

ですが、以下にレビューする通り、気を付けて欲しいポイントを挙げておいたので確認しておいてください。


目次

AOKIMIイヤホンはどこの国の会社?

AOKIMIイヤホンを買う前に、AOKIMIというブランドがどこの会社なのか気になる方もいらっしゃると思います。

私は一応気にするタイプなので買う前に調べます。

AOKIMIイヤホンは中国の広東省広州市にあるメーカーないしブランドでした。

AOKIMIというブランドはここ1・2年ずっと見かけているので、このような安価な価格で数を売りさばく手法が得意なのでしょう。

これは勝手な推測ですが、自社開発しているイヤホンではなく、OEMなどで他社に作らせているイヤホンかと思います。

それが良いか悪いかという話ではありませんが、こういう推測も成り立つということは意識してみても良いのではないでしょうか。

【実機】AOKIMIイヤホンを開封

それでは、AOKIMIイヤホンを開封していきましょう。

こちらがAOKIMIイヤホンのパッケージです。パッケージにはブランド名であるAOKIMIという文字は使われていませんでした。

代わりにV12というのが、AOKIMIイヤホンの製品型番のようです。

AOKIMIイヤホンパッケージの背面には会社名も記載があります。

合同会社BLUEデジタルで検索をかけたところ、過去にサーキュレーターなどを販売していた模様。

代表は一応日本人になっていましたが、この点、公式HPもなく詳細は分かりませんでした。

AOKIMIイヤホンの同梱物一式です。

AOKIMIイヤホンにはレビューの対価としてアマゾンギフト券を配っているようですね。これでレビューの底上げをしているようです。

対価をもらいながらレビューを書くのは明確なアマゾン規約違反なので応じないようにしましょう。

こちらがAOKIMIイヤホンです。コンパクトなのはグッドでした。

AOKIMIイヤホンを開けたところです。初見では非常に取り出しにくいです。

AOKIMIイヤホンのサイドをつまみ出す形でとると、取りやすくなります。

AOKIMIイヤホンは完全にプラスチック感満載ですが、安さの割には良くできているという印象でした。

AOKIMIイヤホンのマイク性能は後程、報告しますね。

AOKIMIイヤホンのスピーカー部分です。

AOKIMIイヤホンの背面です。

AOKIMIイヤホンをレビュー♪

それではAOKIMIイヤホンをレビューしていきます。

AOKIMIイヤホンの音質

AOKIMIイヤホンの音質は安いイヤホンに良くある音質でHi-Fii音質ではありません。

この価格帯でHiFi音質を再現できるのであれば各メディアがこぞって紹介しているでしょう。

HiFi音質というのは原音に忠実な音というニュアンスの意味なので、少し曖昧な定義ではあるのですが、一般的には高音質なものをHiFi音質と捉える傾向にあります。

この高音質という意味合いと重ねると、AOKIMIイヤホンは中の下以下のイヤホンです。

実際にAOKIMIイヤホンの実機を購入して聴いてみました。

低音が厚くなりすぎてモコモコしているため、高音はくぐもって聴こえます。

ボーカルの声も低音などに埋もれているため、どこか遠くでなっているという印象です。

まるで、夢の中、霞がかった奥の方から声が聞こえてくるかのような雰囲気でした。

解像度もAACまで対応だったかと思いますが、これもAACらしさがないほどに解像度も高くありません。

やすさ重視とはいえ、音楽を楽しみたいならお勧めはできませんが、逆に聞こえれば良いレベルに考えている方にとっては、選択肢の一つとなります。

音質の犠牲、これを受け入れられる方にとっては、超絶コスパの良いイヤホン群と言えます。

私も、ジョギング時のイヤホンには、当初15,000円くらいのイヤーフックモデルで、かつ、ノイキャン搭載モデルを使っていました。

ですが、それが自然故障してしまったんですね。

そこで、Amazonで3,000円程度の安いイヤーフックモデルのイヤホンを選んだところ、これが案外音質が良く、しかもバッテリーも1ヶ月に1回も充電しなくて良いほどのバッテリーもちのイヤホンで、今も気に入って使っています。

このように、安いから絶対ダメということではありませんが、もし買おうと思っているのであれば音質には期待せず買うことをお勧めします。

むしろ、失くしてもまた買えば良いやくらいの気持ちで使える点が最大のメリットです。

AOKIMIイヤホンはノイキャン搭載?

AOKIMIイヤホンの製品紹介欄を見ていると、「ENC通話ノイズキャンセリング技術~」という言葉が出てきて、その後の言葉とも相まって、一見するとノイキャン搭載モデルであるかのように勘違いしてしまいます。

ですが、この価格帯でノイキャン搭載モデルはまずありません。

ノイキャン搭載イヤホンは安くても4,000円台で買えるかどうかといったところでしょうか。

AOKIMIイヤホンが書いているENCというのは、通話専用のノイキャンのことで、音楽を聴いているときには機能しない音声通話専用ノイキャンです。

したがって、通話用や会議用に使うというのであればある意味正しい使い方になると思います。

また、AOKIMIイヤホンはBluetooth5.3搭載モデルなので、省電力、低遅延が期待できます。

ただ、ここは安かろう悪かろう的なところがあって、安いモデルだと低遅延を謳っていながら普通に遅延したりします。

恐らく、製品に使われているパーツの問題だと思いますが、これは低遅延を謳っていないハイエンドモデルを使うと分かります。

私の体験ベースで恐縮ですが、ハイエンドモデルは遅延が少ないんですよ。

なので、一応、低遅延の可能性のあるイヤホンではありますが、他社のようなゲームモードなどもないので、そこまで期待しないでください。

それと、AOKIMIイヤホンは自動ペアリング機能がついているので、一度ペアリングした機種との再ペアリングは非常に簡単です。

この点は、買っても良いなと思えるメリットだと思っています。

AOKIMIイヤホンのマイク・通話性能

AOKIMIイヤホンのマイク性能もテストしましたが、こちらも価格なりという感じで集音性自体がいまいちでした。

というのも、普通の声量で喋ってようやく音を拾うレベルの集音性のため、小さい声で喋ると音を拾わない可能性が高かいんですね。

ただ、良かった点はノイズらしきものが入らなかった点です。

この点、ENCが効いているのかと思われます。

格安イヤホンは個体差が激しいので、これは当たりを引いたのかもしれません。

前に使った格安イヤホンでは、ノイズがガサガサ入ってしまい、通話用のマイクとしては到底使えるレベルではありませんでした。

ですが、AOKIMIイヤホンは声を張ればなんとか聞こえ、会話ができるレベルです。

流石に声を張って通話をするのは嫌なので、私ならAOKIMIイヤホンは選択しません。

AOKIMIイヤホンのバッテリーもち

バッテリーの話は先ほど少し出てきましたが、AOKIMIイヤホンのバッテリーも結構もつ方です。

3200mAhのバッテリーを搭載していて、最大で36時間分のバッテリー容量があります。

これはAOKIMIイヤホンのケースとイヤホンの双方のバッテリー時間を足したものと思われますが、この価格帯でこれだけのバッテリーをもっていれば十分です。

イヤホン単体では5・6時間程度もつとされているので、普通の通勤・通学をするために使うのであれば、使っている途中でバッテリー切れを起こすという可能性はほぼないでしょう。

下手をすると、バッテリーの充電をする認識がなくなっていて、忘れた頃にバッテリーが切れていたということはあるかもしれません(私はやったことがあります…)。

そのくらいのロングバッテリーなので、この点もAOKIMIイヤホンの魅力ではあります。

ちなみに、AOKIMIイヤホンのもう一つの魅力に、急速充電機能があります。

約10分の充電で60分の再生が可能となっているため、出かける前にAOKIMIイヤホンのバッテリー切れに気が付いたとしても、直ぐに充電すれば出かけるまでにバッテリーを急速充電することができるので、音楽や勉強用の音源を楽しめますよ。

AOKIMIイヤホンの軽量性も魅力

AOKIMIイヤホンはインナーイヤータイプということもあり、ケースの小ささが魅力の一つです。

重さはわずか32g。

たった数十グラムでも軽さを重視している方には向いている一台と言えます。

反面、ケースやイヤホンはおそらくプラスチックでできているので見た目の高級感などはありません。

軽量で小さいのでカバンにもポケットにもスッと入るのは魅力といって良いでしょう。

AOKIMIイヤホンの防水等級

AOKIMIイヤホンの防水等級はIPX7と高めです。

恐らく水を直接かけて洗ってもちゃんと水抜きをしてあげれば使えるくらいの防水性です。

冒頭で書いたスポーツ用に愛用しているイヤホンは防水等級は確かIPX8だったかと思いますが、毎回流水で水洗いしています。

かれこれ1年以上使っていますが劣化もせず、水抜きをしてあげることで簡単にメンテができるという意味でも重宝しています。

この点はAOKIMIイヤホンのメリットといって良いでしょう。

仮に壊れても同じものを安価に買えるというメリットもあります。

ただ、アフターサポートの永久保証云々の下りは意味が分かりません。

永久保証ということは、ずっと債務を抱えていることになりますし、イヤホンは消耗品で耐用年数を使えば壊れます。

それを永久に保証するというのはあり得ないくらいに上手い話しなので、この点は無視して割りきって買いましょう。

AOKIMIイヤホンの口コミ・評判をレビュー♪

AOKIMIイヤホンの口コミ・評判を見ていきましょう。

軽くて小さくて、iPhoneの昔のイヤホンタイプ(コードがあるやつ)のコード無い版でした。レビュー良かったし安かったので試しで買ってみましたが、まず耳に合わないので落ちてくるし音質も悪かったです。次の日すぐまともなイヤホン買いました。やっぱりイヤホンはちゃんとしたメーカーの方がいいなと感じました。
引用元:Amazon”AOKIMIイヤホン”レビューより

こちらのレビュアーさんは低評価を付けたレビュアーさんです。

iPhoneのイヤホンというのは有線で付属してくるタイプかと思いますが、このイヤホンはAirPodsシリーズとは違い、ただ使えれば良いレベルに音質の悪いイヤホンです。

そのコードなし版、つまりワイヤレスイヤホン版ということは、単純に音質は悪いと言っているんですね。

耳に合う合わないという点については、人それぞれ耳の形状が違うので何とも言えませんが、私はそもそもインナーイヤータイプのイヤホンは左耳に入りません。

どのメーカーでもそうなので、耳のサイズが左右で違うのでしょう。

上記の音質の点を割りきって買わないと損をします。

【原文】
Point one Good value! I like it light weight compact and small, super fast bluetooth connection, and the range is also improved as far as i can feel. sond quality is ok too, the battery is good! in such small size, it indeed is good, quite comforatble, i can put it on in office and almost forgot i was wearing the ear buds. Having said that i found it difficult to use it in public transportation, there is no “active noise cancellation”, therefore i need to turn the volumn to almost maxiumn to be able to listen. that is the only drawback about this earbuds.

【翻訳文】
お得! 軽量、コンパクト、小型、超高速の Bluetooth 接続が気に入っており、通信範囲も私が感じる限り改善されています。 音質も問題なく、バッテリーも良好です! こんなに小さいサイズですが、確かに良くて、かなり快適です。オフィスでも装着できるので、イヤホンを付けていることをほとんど忘れてしまいました。 公共交通機関で使用するのは難しいと思いましたが、「アクティブノイズキャンセリング」がないため、聞くためには音量をほぼ最大にする必要があります。 それがこのイヤホンの唯一の欠点です。
引用元:Amazon”AOKIMIイヤホン”レビューより

こちらのレビュアーさんは英語で投稿されていましたが、参考になりそうだったので翻訳の上掲載しています。

先ほど音質が悪いと書いた反面、音質は良いと書かれていますが、どっちが正しいのやらという感じですね。

ただ、基本的にネガティブな意見ほど率直にかかれていることが多い印象です。

AOKIMIイヤホンの高評価レビューは鵜呑みにせず、正しいレビューを見極めながら購入の判断をつけましょう。

AOKIMIイヤホンにはレビュー依頼カードが封入

AOKIMIイヤホンには昔流行ったレビュー依頼でAmazonギフト券プレゼント、といったカードが封入されていました。

こちらがそのカードです。

条件は星5レビューを投稿すること。

結構な金額をくれるという意味では太っ腹ですし、これを配って全員がレビューを書いた場合に採算が合うのかは不思議です。

ただ、このレビューに対して対価を渡す方式は、Amazonでは規約上禁止されています。

過去には、ある程度有名なメーカーが同じことをしていて、垢BANをくらって、ブランド名を変更して再登録したり、Amazonから撤退して楽天に専念した事例があるくらいです。

AOKIMIイヤホンが現在、Amazonランキングで1位を取れているのも、実力というよりかは、このレビュー依頼カードのおかげという可能性があります。

少なくとも、私は、AOKIMIイヤホンの音質や通話性能で星5はつけられません。

AOKIMIイヤホンはどこの国の会社?AOKIMIイヤホンの音質や機能・評判をレビュー♪まとめ

今回はAOKIMIイヤホンがどこの会社なのか調べてみました。

結果、中国の広州市の会社でした。

価格がべらぼうに安いので試しに買ってみるというのはありかもしれませんが、音質は期待してはダメです。

過去に、音質を気にせず使っていた時代が私にもありましたが、それでもパナの1000円以下の有線イヤホンの音質に違和感を覚えたのを思い出しました。

音質は価格なりな面が出やすいので、音質が良いという言葉に惹かれているなら買ってはいけません。

反対に、音質以外でバッテリーもちやサイズ感など良い面があって必要だと思ったら買っても良いと思います。

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