かわいいデザインやかわいいロゴで人気のLIBRATONEというイヤホン・スピーカーメーカーがあります。
今回はLIBRATONEがどこの国の会社・メーカーなのか調査してみました。
また、LIBRATONEのハイエンドモデル、LIBRATONE Air+3をレビューします♪
LIBRATONEはどこの国の会社?
LIBRATONEはデンマークのコペンハーゲンに本社があるヨーロッパのメーカーです。
ヨーロッパというとドイツのゼンハイザーを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
さらに日本でも人気のあるJabraという音響メーカーも実はデンマークの会社なんですよね。
デンマーク発の音響メーカーが意外と多いことに驚きました。
最近のワイヤレスイヤホンというと中華製が多い中で、ヨーロッパメーカーというだけで独自のポジショニングが取れますよね。
イヤホン好きとしてはかなり気になるメーカーです。
ちなみに、LIBRATONEを扱っている日本の販売代理店は中国の方が運営されているようです。
そこ、日本人じゃないんだ、という素朴な疑問が…苦笑
LIBRATONE AIR+3をレビュー♪
それではLIBRATONE AIR+3の音質や性能をレビューしていきます。
LIBRATONE AIR+3の音質をレビュー
LIBRATONE AIR+3には大型ダイナミックドライバーが搭載されています。
高分子振動板と、さらにネオジム鉄ボロンドライバーから奏でられる音楽が細部まで音を表現してくれます。
そのため、歪みが少ないとされているんですね。
チューニングは北欧ベースのチューニングが施されていて、これをナチュラルだと表現している方もいました。
ですが、日本人の好きな楽曲に合っているかどうかは何とも言えないところですね。
例えば、中国では落ち着いた曲調が好まれているようで、そこにチューニングしたイヤホンを日本で発売したところ、音質が悪い(低音が弱い)と叩かれているメーカーがありました。
これは、そのイヤホンが悪いのではなく、日本人の曲調とマッチングしないチューニングのイヤホンだったというだけのことなんですね。
その中国のイヤホンはイヤホンとしてはかなりバランスの良いイヤホンでした。
なので、多少はイコライザーで音質を調整する必要があるとは思います。
また、高音が弱いという意見もあるので、高音の抜け感を求めているのであれば、テクニクスの60番台(LIBRATONE AIR+3と同価格帯)やワンランク上げて思い切ってゼンハイザーやソニーのハイエンドクラスを買うというのも一つの手です。
LIBRATONE AIR+3のノイキャン性能はどう?
LIBRATONE AIR+3には先端のアクティブノイズキャンセリング技術が搭載されていて、超広帯域幅と深さでノイズを取り除いてくれます。
実は、LIBRATONE AIR+3のノイキャンは前作の3倍相当とのこと。
というか、むしろ前作がそんなにノイキャンレベルが低かったのかと思ってしまうのですが(笑)
まぁ、程よいノイキャン効果と思っておくと良いでしょう。
また、LIBRATONE AIR+3のノイキャンには3つの異なるANCモードが搭載されています。
一つが通常のノイズキャンセリングモード。
このノイキャンモードはノイキャンレベルを操作できるようになっているので、ノイキャンを深めたい時や緩めたい時など自由度が高くなっているのが特徴的です。
次のスポーツモードは、外でのジョギングなどを想定しているのか、中低周波のノイズを低減することに主眼があります。
平たく言うと、通常のノイキャンで一番強い状態にしている場合と比較して、少し外部音が聞こえる程度のレベルに控えたノイキャンということでしょうか。
最後のモードはモニタリングモードと言われています。
これは外音取込モードのことなんですね。
個人的にはノイキャンという概念に外音取込モードをいれないでほしいのですが(笑)
で、この、外音取込モードとノイキャンモードはタッチ操作だけで切り替えが可能なので日常での普段使いに叶った使い方ができる点が特徴的です。
LIBRATONE AIR+3のバッテリーもちはどう?
LIBRATONE AIR+3のバッテリーもちは、イヤホンの方は最大6時間とかなり頑張っています。
ですが、LIBRATONE AIR+3本体ケースの方は最大24時間とちょっと少なめな気がしなくもありません。
とはいえ、バッテリーがもっと少ないモデルのハイエンドイヤホンもあるくらいですから、これだけ使えれば十分でしょう。
バッテリーに関してはさほど気にしなくても問題はありません。
LIBRATONE AIR+3のデザイン
LIBRATONE AIR+3のデザインはかなり特徴的に思えます。
LIBRATONE AIR+3イヤホンは本体ケースに縦に格納されるようになっているので、取り出しやすいでしょう。
LIBRATONE AIR+3ケースは角が丸くなっているのが特徴的です。
また、中央には鳥のロゴマークが配置されているのも特徴的でとても可愛らしさを感じます。
LIBRATONE AIR+3イヤホンのデザインは光沢感があるためか、どこかプラスチック感が否めず、価格に対して安そうに見えてしまうのがちょっともったいないなという印象。
ただ、全体的に可愛らしい印象のケースとイヤホンはかなりウケると思うんです。
ただ、日本市場ではまだ多くの方に知られていないメーカーなんですよね。
今後、日本市場で日の目を見ることに期待します。
LIBRATONE AIR+3は5台までデバイス切り替え可能
LIBRATONE AIR+3は5台のデバイスと切り替えが可能です。
正直、5台も接続しないと思うので、接続数だけがインフレを起こしてしまっているように思います。
最近では、日本メーカー製のハイエンドモデルでも3台接続可能なモデルがあったりしますが…私は2台分マルチペアリングができれば良いかな^^;
LIBRATONE AIR+3の通話品質
LIBRATONE AIR+3の通話品質はクリアで自然な音声が送れるとされています。
価格帯はハイミドルクラスに相当するので、外音取込モードもそうですが、マイクの集音性が良くないと期待外れ感が強くなってしまいます。
その点、LIBRATONE AIR+3は会議向きのようにも感じます。
LIBRATONE AIR+3の防水性能
LIBRATONE AIR+3は防塵性能はレベル5、防水性能はレベル4ということで、IP54相当と思われます。
防水レベルが4というのは個人的にはちょっと物足りないなという印象ですね。
気密性が全くないタイプではなく、一応5相当の気密性はあるのでその点も含めるとそこそこの防水性能があると思っても良いでしょう。
ただ、雷雨やゲリラ豪雨の際には水没しないようケースにしまってあげた方が良いかもしれません。
私はスポーツ時は尋常ではないほどに汗をかくので、LIBRATONE AIR+3は運動では使えません^^;
スポーツ時にそこまで汗をかかないという方はLIBRATONE AIR+3でも良いと思います。
LIBRATONE AIR+3の口コミ・評判をレビュー♪
ここからはLIBRATONE AIR+3の口コミ・評判を見ていきましょう♪
ノイズキャンセリングイヤホンで探して、いろいろ見比べた結果、この製品にしました。
小鳥のデザインがかわいくて、ミントグリーンの色が目立たない上品な感じがしました。
通勤時間に使っていますが、ノイズキャンセリング性能がいいです。
急に周りがシーンとなる感じです。音楽やビデオ音声がすごい聞き取りやすくなります。
添付しているイヤーピースをつけてみて、一番フィットするやつに交換したほうがいいです。
ノイズキャンセリング効果が違います。
引用元:Amazon”LIBRATONE AIR+3”レビューより
こちらのレビュアーさんはノイキャン性能の良さを買ったようです。
ノイキャンと聞くと4万円前後のハイエンドモデルを選ばないとあまり強いモデルに出会えませんが、LIBRATONE AIR+3はアンダー3万円です。
最近はAirPods Pro第二世代が若干の値崩れを起こしていて、3万円台前半まで落ちているので、そことLIBRATONE AIR+3とを比較した時にどっちのノイキャンが強いのかは気になるところですね。
イヤーピースについてはムリに付属しているイヤーピースを使うことはありません。
市販のイヤーピースで形状がフィットするものであれば付け替えたほうが良い場合もあります。
私の場合、ゼンハイザーのイヤホンのイヤーピースは速攻でAZLAというメーカーのものに変えましたが、左耳のズレ感がなくなりました。
ちょっとお高くはなりますが、音楽体験を高めたければイヤーピースにもこだわりましょう。
直前までSoundPeatsとEarFunの1万円前後のイヤホンの聞き比べをしていたのですがこのイヤホンを聴いてみたらビックリしました。
聴こえてくる音が全くの別物ですね。ただ音を出す道具ではなく音楽が聞こえます。解像度も高く定位もいいのに神経質に刺さるようなことが一切なく無駄な残響があるわけではないのに響きが感じられる優しい音です。低音もボワつかず篭もりも感じられません。
低音から高音まで無理なく出ていてフラットだと思います。ゼンハイザーのMTW3(今修理中)と比較できるほどの音質だと思います。
久しぶりに比較用に有線イヤホンを引っ張り出してきてしまいました。
1万円超の有線イヤホンと同じ土俵にいるなと思わせる音質です。ちなみに最近では僕はBluetoothと有線での違いなんてわかりません。
純粋に音を出す部分(ドライバーやハウジング)が大事だなと思います。
有線の方が仕組みが単純な分同じ値段・同じ大きさでは音質を高めやすいのだと思います。1万円程度のワイヤレスイヤホンだとまずは低音と高音が出ているか細かい音も鳴っているか低音が膨らんでいないか篭もってないかなどをチェックするのですが、このイヤホンは一聴して歪みの少なさがわかりその辺りはすっ飛ばして優しい味付けが女性ボーカル向きだなと感じました。
接続はとても安定していますし箱も立派でケースもイヤホンもおしゃれです。
ただ箱を破らないと開封できないのはきれいに保管しておきたい僕にとってはマイナスポイントです。ANCの性能は並でしょうか。他のイヤホンと比べて特に優れてはいません。
アプリはUIが使いやすくおしゃれです。さっそくファームウェアのアップデートをしました。今まで全然知らないメーカーでしたがおすすめできます。
引用元:Amazon”LIBRATONE AIR+3”レビューより
こちらのレビュアーさんはかなり音楽を聴きこんでいるようですね。
確かに、1万円前後の有線イヤホン、特にイヤモニ系は音質がメチャクチャ良いんですよね。
解像度や高音の抜け感は各社の4・5万円するハイエンドモデルに匹敵する能力を持っています。
恐らく搭載しているドライバーの数などが根本的に違うのでしょう。
そんな中、一つの11mmダイナミックドライバーでここまで褒められてしまうワイヤレスイヤホンというのも珍しいです。
このクラスになるとテクニクスシリーズなど早々たる面子が揃うはずです。
ただ、テクニクスのAZ60m2がほぼ同価格帯なのですが、AZ60m2の方が総合性能が良いのではという意見もありました。
最終的には欲しい機能があって、欲しい音質を備えているのかどうかから選ぶのが無難です。
私の場合は高音の抜け感が十分でノイキャンの強いモデルが好きです。
ソニーのWF-1000XM5やゼンハイザーのMOMENTUM True Wireless 4をハイレゾで聴くのが好きですね。
ちなみに、普段使いにはあえてAirPods Pro第二世代を使っています。
理由としてはiPhoneとの接続性が良くて音質もそこそこだから。
AirPods Pro第一世代も聴いたことがあるのですが、第一世代は買ってはいけません。
ノイキャンは強かったものの、音質はかなり酷かったのを覚えています。
だからこそ、AirPods Pod第二世代の音質改善にはかなりビビったんです。
ちなみに、今回のレビューでやり玉に上げられたEarFunやSOUNDPEATSもほとんど聴いたことがあります。
EarFunは低音が強い印象で、SOUNDPEATSは高音の抜け感重視でソニーを目指している印象です。
恐らくですが、SOUNDPEATSならOpera05あたりがかなり良い勝負になるのではないでしょうか。
Opera05は2BA+1DAという意欲的な構成で、お値段もアンダー15,000円という破格の価格と性能を合わせ持っています。
しいて欠点を挙げるならノイキャンで風切り音が強く入ってしまうことでしょうか。
それ以外はソニーのハイエンドモデルに匹敵するクラスのイヤホンでコスパ抜群でした。
⇒【実機】SOUNDPEATS”Opera05”と”Opera03”ワイヤレスイヤホン聞き比べレビュー♪”Opera05”と”Opera03”の違いも解説♪
LIBRATONEはどこの国の会社?LIBRATONEのイヤホンの評判・口コミをレビュー♪まとめ
今回は、イヤホンメーカーのLIBRATONEがどこの国の会社・メーカーなのか調査しました。
結果、Jabraと同じデンマーク発のメーカーでした。
Amazonでの評価はかなり高く、音質だけでなくノイキャン性能、さらにはデザイン面も好評でしたね。
音質については好みで良し悪しはかなり分かれてしまうとは思います。
LIBRATONE AIR+3はちょっと勇気のいるイヤホンですが、価格帯としてはハズレのないイヤホンといって良いでしょう。